最終更新 22時間前

研究・開発

記事一覧研究・開発・12件

ラジオミクス基盤MEDimlのリファレンスマニュアル

医用画像から腫瘍の形状や質感などの特徴量を抽出するオープンソースのラジオミクス基盤MEDimlを紹介している。Pythonパッケージとコード不要のデスクトップアプリを備え、癌の診断・予後・分類のバイオマーカー候補を扱う。

頭頸部陽子線治療計画のマルチエージェントAI

強化学習による自動計画と、LLMによる対話的な計画修正を組み合わせた頭頸部の陽子線治療計画システムを提案する研究。計画エージェントはQwen3-14Bを基にSFTとGRPOで追加学習している。

血中ケトン測定と癌・長寿スコア算出のGitHubツール

血中βヒドロキシ酪酸(BHB)の測定値を取り込み、グルコース・ケトン指数(GKI)から癌・長寿に関するスコアを算出し、栄養的ケトーシスの計画を作るとするツール。有効性の根拠は本文で示されていない。

HistoLoop:病理画像から空間的遺伝子発現を予測

H&E染色画像から空間的遺伝子発現を予測するループ型Transformerを提案。HEST-Benchの癌別6タスクで、比較手法中最高の遺伝子ごとの平均ピアソン相関を示したとしている。

報告形式や時点が異なる生存曲線の関数型メタ解析

報告形式や観察時点が異なる生存データを統合する関数型ランダム効果モデルを提案。シミュレーションでは従来の二段階Cox法より誤差が小さかった。切除可能な非小細胞肺癌の無病生存期間に応用している。

家族歴を考慮した乳がん・卵巣がんの競合リスクモデル

BRCA1遺伝子の病的変異を持つ女性について、乳がんまたは卵巣がんを最初に発症するリスクを個別に推定する新しい競合リスクモデルが提案された。個人歴と家族全体のがん歴を取り込み、血縁係数に基づくガウスコピュラで家族内の依存関係を表現し、家族の登録過程に伴う選択バイアスに対応する反復推定アルゴリズムも開発した。シミュレーションで性能を評価し、Breast Cancer Family Registryのデータへの適用で個別リスク推定が可能であることが示されたという。

病理VLMで言語が加える効果とコストを4検証

病理の視覚言語モデルを、公開済みモデルと公開データで統制して検証した研究。TCGA患者1,633人で、レポート文の埋め込みを加えると予後予測のC-indexが小幅に上がった。一方、肺がん・腎がんの亜型分類ではプロンプトによる精度向上は見られず、SlideChatはスライドなしでもほぼ同じ正答率だった。

GraphBEAT:消化器癌の早期リスク層別化

電子カルテの経時データをグラフ化して学習するGraphBEATを提案。膵臓・肝臓・腸の癌を12・24・36か月前に予測し、全設定でGraphSAGE、GAT、GCNなどの基準手法を上回ったとしている。

前立腺癌の適応療法に頑健な強化学習を適用

測定誤差や病状変化に頑健な強化学習の枠組みを提案。臨床データで較正した転移性前立腺癌のシミュレータでは、既存の適応療法を大きく上回る方針が得られたと報告している。シミュレーション上の結果である。

病理基盤モデルで唾液腺腫瘍の類似症例検索

追加学習なしで、病理基盤モデルにより希少腫瘍の類似症例を検索する手法を検証。唾液腺腫瘍137例で、Atlas2のTop-1/3/5精度は62.5%/76.7%/81.3%だった。